講師:佐賀 一郎 氏
日時:2025年6月15日(日)14:30~16:30 (受付14:00〜)
会場:デザイン史リサーチセンター東京
(住所)東京都新宿区下落合3-15-23-104
申し込み:先着10名
参加費:2000円(資料代、お茶代含む)
※当日、現金にてお支払いください。
※DHRCtokyo有料会員の方は参加費1,000円となります。
【応募フォーム】
※先着制で定員に達したため、恐れ入りますが、この度の募集は締め切らせていただきました。(2025年6月7日更新)
講演内容:
いくつかのタイポグラフィックなポスターを事例としてとりあげながら、その画面構成を考察します。たとえば風景写真を見るときと、文字を見るときとでは、私たちの態度は大きく異なります。風景写真はある種の視覚的なイリュージョンを生み出し、私たちに風景(空間)を伝えます。タイポグラフィはどうでしょうか。それはあくまで平面上に展開されるものでしょうか。それとも風景写真と同様の、ある種の空間性をともなうものでしょうか。風景を見るようにタイポグラフィを見るとき、なにが見えてくるのかを考察します。
佐賀 一郎(さが・いちろう)
多摩美術大学グラフィックデザイン学科准教授、女子美術大学博士課程修了・美術博士。
専門は近代以降のグラフィックデザインとタイポグラフィの理論と実践。
第8回竹尾デザイン評論部門優秀賞受賞。
訳書に『ウィム・クロウエル:見果てぬ未来のデザイン』(ピー・エヌ・エヌ新社、2012年)、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン著、佐賀一郎監訳『遊びのある真剣、真剣な遊び、私の人生』(ピー・エヌ・エヌ新社、1918年)などがある。

デザイン史学研究会後援