講師:朝倉 三枝 氏
日時:2025年10月19日(日)14:30~16:30 (受付14:00〜)
会場:デザイン史リサーチセンター東京
(住所)東京都新宿区下落合3-15-23-104
申し込み:先着10名
参加費:2000円(資料代、お茶代含む)
※当日、現金にてお支払いください。
※DHRCtokyo有料会員の方は参加費1,000円となります。
【応募フォーム】
https://forms.gle/bqhU4GruognCYuoo9
【講演概要】
シャネルほど活字にされ映像化されたファッションデザイナーはいないだろう。その革新的なデザイン、ドラマティックな生き方、そして残された数々の言葉について、これまで多くの研究や言説が重ねられてきた。しかし、それらを「布」という観点から捉え直した時、何が見えるだろうか。彼女の代名詞ともいえるジャージーやツィード、象徴的な黒いドレスに用いられた布、さらに1928年に創設されたテキスタイル会社などに注目し、シャネルの創作と試みを新たな側面から考えてみたい。
【講師プロフィール】
朝倉三枝(あさくら・みえ)
早稲田大学社会科学総合学術院教授。お茶の水女子大学人間文化研究科修了・博士(人文科学)。専門は西洋服飾史、フランス文化論。近現代のフランスを中心に、芸術とモードの交流、「ブランド」という概念の歴史的変遷について研究している。著書に『ソニア・ドローネー 服飾芸術の誕生』(ブリュッケ、2010年)、『もっと知りたい シャネルと20世紀モード』(東京美術、2022年)。主な論文に「リトル・ブラック・ドレス再考」『ユリイカ』[特集:ココ・シャネル] no.776、第53巻、第8号(青土社、2021年)など。

デザイン史学研究会後援